2008/12/18.Thu

パナソニックと三洋

 渋っていたゴールドマンがTOB価格に同意した模様で、1株131円でTOBが実施される。その総額は5000億円を遙かに超える。
 三洋をおこした井植歳男氏はもともと松下電器の創業者である松下幸之助氏と電球のソケットをともにつくった仲間であった。松下電器産業株式会社設立時の専務である。そんななか井植氏は松下のすべての肩書きを捨ててサンヨーを創業する。
 一見もとの莢に収まったようにも見えるが、サンヨーの優れた太陽電池をパナソニックブランドで販売するためのTOBなのである。電池の技術はサンヨーが上なのである。
 そんななかわが家の家電製品を見渡してみると・・・。
ブラウン管テレビはソニー。液晶テレビはパナソニックのIPSアルファパネル37インチ。DVDプレーヤーはソニー。DVDレコーダーは日立。ビデオデッキは殆ど使わなくなった松下と三菱。ブルーレイはまだ無い・・・。
 厨房に目をやると三洋の冷蔵庫と冷凍庫。これが実に優秀だ。飲食業界では三洋の業務用の冷蔵庫と冷凍庫はよくもつと評判なのである。松下製の厨房用冷蔵庫の評判は芳しくない。厨房にはサンヨーかホシザキがいることが多いのである。
 両社が一緒になることのリスクよりもパナソニックの発展を優先させた勝算ある賭だと写るものの、大きくなることはリスクも増える。言うまでもなく白物家電の工場は統一が必要だろうし、また容易に非正規雇用を斬れるシステムが出来上がっていることは昨今のニュースでご存じのことでありましょう。
 さてさて、パナソニックの経営陣の思いどおりになるか?千旦の地から松下幸之助氏が見守っておられます。不況の嵐に襲われている年末。  
コーヒーブレイク | Comments(0) | Trackback(0)
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